22SSコレクションの新作として発表されたkearnyのGravel-2です。セルロイド工場の一時生産休止を受け、ブランド初となるアセテートのオリジナルファブリックを使用した新たな取り組みのコレクションとなっています。使用した生地は「タキロン・ローランド」という日本で唯一のアセテート生地メーカーが作製しています。海外産が殆どの同素材ですが、「MADE IN JAPAN」を大事にしてきたブランドとして、アセテートも国産にこだわっています。2019年の夏にデザイナーの熊谷氏が佐渡島で貝を拾う老人と出会い、海や貝、石に魅了されたことから、今コレクションでは佐渡島の石を眼鏡のデザインに落とし込みまれています。また、アセテートはセルロイドと違い、生地の色・柄の自由度が高いことが特徴で、砂利を意味するコレクションテーマをデザインに落とし込むのにも最適な生地といえます。石へのこだわりは生地だけではなく、レンズの形にも反映されています。佐渡島の石の形からトレースしたレンズをベースにして、フレームの形を起こしていくという特殊な手法をとることで、石を表現しています。また、テンプルエンドの形やカシメのパーツにも石や島のディティールが組み込まれています。ボストンやウエリントに比べると小さめのサイズが多いオーバル型ですが、こちらのGravel-2は少し大きめの玉型で作られているため、お顔の大きさや形を気にせずかけることができます。金属部分の素材は、フロントがチタン、テンプルにはかけ心地の良さを追求し、軽量且つ柔軟性のあるベータチタンを使用しています。日常使いのしやすいシンプルなデザインながらも、石の模様をイメージしたサイドのテンプルの柄がアクセントになり、程よく主張も感じられる1本に仕上げられています。[Color]Frame→Black Stone×Dark BrownLens→Clear[Material]Acetate, Titanium, β Titanium[Size] 玉型(幅) / ブリッジ / テンプル / 玉型(縦)(One Size) 47mm / 22mm / 143mm / 43mm試着のみの度なしレンズです。